11月最終週の感謝祭Weekはカレッジフットボールのレギュラシーズン最終節、カレッジフットボールを見始めてから楽しみでもありシーズンの終わりを迎え寂しさもある季節です。プレーオフが12チームになって1敗がクリティカルでなくなった事があったとしてもライバルとの一戦が他の試合以上に重みをもつのはどのスポーツも同じです。通常アジア時間の土曜日深夜に一斉開催のカレッジフットボールも一部の試合はこちらの土曜日朝に開催されました。
ということでまずは土曜日の朝に#3テキサスA&M@#16テキサスをABCで観戦。シーズン前も評判の高かったテキサスもQBマニング若干過大評価だったんじゃない?という声も聞こえてくる内容で既に3敗のためSECチャンピオンシップに出られないですが州内ライバルとの戦いで一矢を報いたいところ。ここまで無敗のテキサスA&Mは勝てば無条件でSECチャンピオンシップに出場となります。初めてしっかり見たテキサスA&Mはオフェンス、ディフェンスそこまで強さは見られずよくこれで全勝で来たなという試合内容でテキサスに27-17で競り負けて初黒星。プレーオフに出られるでしょうが#4ジョージア、#7Ole Missよりは下かな。ジョージア、Ole Missはどちらもライバルに勝利して1敗を守りSECチャンピオンシップの対戦はこちら日曜日朝の#10アラバマ@オーバーン次第。起きて3Qの途中から見たIron Bowlは二桁得点差がつくかなと思っていましたがオーバーンの頑張りもあり最後まで目の離せない展開に。最後4Q残り4分ほどでアラバマがオーバーン陣6ヤードの4th down2でTDパスを通して勝負あり。HCは勝負師だなぁ、ここでFGじゃないんですね。そのまま逃げ切って27-20でアラバマの勝利。SEC内では1敗がテキサスA&M、ジョージア、Ole Miss、アラバマ(カンファレンス外でFSUに1敗のためトータルは2敗)が並びましたが、タイブレーク規定でアラバマ、ジョージアがSECチャンピオンシップに。
土曜日深夜は#1OSU@#15ミシガンをFOXで観戦。ここでミシガンが勝てばBig10チャンピオンシップに行く道もあったようですがOSUがミシガンを0TDに抑えて27-9で快勝。数年前のジョージアを思わせる鉄壁ディフェンスですね、今シーズンのOSUは。Big10では#2インディアナ、#6オレゴンも勝ったため3チームがプレーオフに行くことになりそう。チャンピオンシップはOSUとインディアナですが大差がつかない限り敗者もジョージアを上回って4位以内でシードは取れるはず。Big12はなんでそんなに評価されているの?という#5のTTUがしっかり勝って、同じく勝利した#11のBYUとのチャンピオンシップに。TTUがオレゴン、Ole Missより上か?というところは個人的に疑問ですがそこらへんはプレーオフで見えてくるでしょう。プレシーズンではクレムゾンが評価されていたがすぐに圏外に、その後マイアミが浮上するも2敗となって落ちていったカオスなACCは最終的に#18ヴァージニアとDukeのチャンピオンシップに。Dukeはトータルで5敗もしているのにACCで2敗のため複雑なタイブレーク規定でACC内2敗の中で最上位のようです。
ここからはプレーオフ圏内のチームについて。恐らく#8のオクラホマまでは確定だと思います。Group of 5のチームとACCのチャンピオンにプレーオフの権利が与えられるのでチャンピオンシップが終わった時点で10位までに入っておかないといけないのですが、#9のNDは確定ではないはず。BYUがTTUに、アラバマがジョージアに勝った場合に2敗として落ちてくるジョージアやTTUを試合のないNDが上回れるかというと難しいのではないですかね。そうなると11位になってアウトでしょう。そもそも印象の薄くなりがちな序盤に2敗した結果の今の9位という順位が高評価すぎるとも言えます。今シーズンについてはスケジュールも緩そうですし。またアラバマがジョージアに負けた時は揉めるでしょうね。最強カンファレンスのSECでチャンピオンシップに出たため評価が下がるのかというのは評議委員会でも議論されるでしょう。TTUがBYUに、ジョージアがアラバマにランク通り勝った時に今の10位を維持できるのかという対抗馬は#12マイアミになりますが、よほどの負け方をしない限り#10はキープになるのではないでしょうか?