Pot1にオランダ、Pot3にチュニジア、Pot4にスウェーデンを引き当てたPot2の日本。その初戦の相手はオランダ、舞台はダラス・カウボーイズの本拠地であるAT&Tスタジアムです。大会期間中はFIFAの規定により「ダラス・スタジアム」と呼ばれるそう。2017年にパッカーズとの試合を見に訪れたことがあります。スタンドの勾配がきつく、とても試合が観やすかった印象が残っています。あの頃はチケット代や場内のビール代も気にならなかったのですが、今はとんでもないことになっているんでしょうね。
DAZNにするかNHKにするか迷いましたが、前回Abemaでの奔放な解説が気に入ったので本田圭佑の解説するNHKを選択。日本代表のスタメンは予想通りで左シャドーが伊東になるか前田になるかというところでしたが、守備を考慮してか前田を選択。前半からオランダがボールをキープする形ですが開始直後のマレンのシュートを除けば決定的な場面を作らせず推移、その一方で攻撃の方もしっかり研究されているのか効果的な場面もなく前半終了。試合展開としては相手の良さを出させないという意味では森保監督の術中に嵌っているのかな。
後半開始してFKのこぼれたところをサイドからクロスを入れられて残っていたファン・ダイクにきれいにヘッドで決められてオランダが先制。ヘディングの際に少し渡辺が押されたようにも見えましたが、リプレイ映像を見ても「まぁ、これはファウルは取れないわな」という内容でした。点を取られて少しエンジンのかかってきた日本は右シャドーの久保が左に流れてディフェンスを引き付けて中村へパス。中村がステップを踏んでから振りの鋭いシュートを放ち、ニアサイドを抜いて同点に追いつきました。いやー中村はよく点取るわ、フランス2部で腐らず1シーズン過ごしていたけど来シーズンはステップアップして欲しい。同点の余韻も冷めないままにオランダの右ウィングのサマーフィルにカットインから決められてオランダが勝ち越し。オランダの2点ともポストに当たって入っているので流石のザイオンも無理か。その後久保の怪我もあり小川や菅原を入れて4-4-2のような「特攻モード」に。一方オランダは5バックのような形を採用して逃げ切りモードに。「3位までが勝ち抜ける可能性があるし、オランダ相手に1点差なら仕方ない。残り2チームから勝ち点4を取ればグループステージを突破できるだろう」と諦めていたら、CKから小川のヘッドが鎌田にリフレクトしてまさかの同点。5バックのオランダからセットプレーで得点するなんて昔なら考えられなかったのに。最後はお互い次戦以降を見据えてか無理せずドロー。
2010年の南ア大会はオランダ戦を会社の先輩の家で見て、「ハイネケン飲んでオランダ倒すぞ!」と意気込んだもののスナイデルに決められて当時は追いつける気がしなかったのですが、今回の対戦では2度も追いつくとは日本も勝負強くなったものです。なおその時の南ア大会の日本のエースは本田でした。本田の解説は細かい戦術よりも大雑把な感覚でのコメントが多かったですが、ワールドカップの試合なんてこれくらいでいいのです。ダンフリースの所属クラブを知らなくても、実体験を交えて「オランダの便器の位置の高さ」を教えてくれる解説の方が親しみを持てます。そういえば、トイレの便器に蠅の絵を描いて尿の飛び散りを防ぐアイデアを発祥させたのも、オランダのスキポール空港でしたね。第2戦はチュニジア戦で日曜日の昼間という絶好の観戦時間。会社のみんなと「パブリックビューイング」と称して家で応援しながら見る予定です。