ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

大谷の通訳によるスポーツベッティング

MLBに関してはポストシーズンあたりから見るレベルで贔屓のチームもないのですが、話題になっているので大谷の通訳によるスポーツベッティングについて気になったことを。なお私は大谷のファンでもアンチでもないのですが、記載内容について気分を害される方もいるかもしれませんがご容赦ください。

まず驚いたのがカリフォルニア州はスポーツベッティングが違法なのですね。アメリカは元々スポーツベッティング基本禁止でラスベガスあたりでしかできなかったのが数年前にから解禁になって、ESPNCBSでも試合前のハンデとかが普通に語られていたのでてっきり全面解禁と思っていました。州ごとに違うのですね。そしてカリフォルニアが違法というのが意外です。

また通訳の水原は違法賭博に手を出して借金ができてその返済を行ったようですがスポーツベッティングは基本前金だと思うのですが、信用取引のようなものもあるのですね。恐らく認可された大手は前金制だと思うのですが、そういうところに入金できない人が認可されていない業者に手を出すのでしょう。確かユヴェントスのファジョーリもそういうのに手を出していて借金に追われていたようですし。

 

今の所事実としてわかっているのは違法賭博業者が摘発されそこで水原がプレーしていたがその入金が大谷の口座から行われていたという事のみです。プレーしていたという事はアカウントは水原で送金元が大谷の口座なのでしょう。普通こういう場合ってアカウント作るのが面倒くさい人が「代わりに賭けといて」というようなものなのですが、ネットニュースを見たレベルでしかないですがそういう感じではなさそうですね。大谷が自分のホームラン王に賭けたり、アメリカに移ってからNFLにドはまりしてチーフスにオールインとかしていたらそれはそれで人間味があって面白いのですが。

ESPNによると最初水原は大谷が借金を肩代わりしたと言っていたのですが、後から大谷は知らなかったと供述を変えているようです。大谷を巻き込もうとして最初嘘をついた可能性もゼロではないですが、普通考えれば対象が違法賭博と知ったLAD&大谷と水原の間で大谷が知らなかったことにしようと口裏合わせしたと考える方が自然ですね。450万ドルのうちどれだけが大谷の口座から入金されたのか分かりませんが、本人認証とか考えると全て水原が大谷に秘密裏にやったというのも無理があるのかと。やくざ映画でいうところの「家族の面倒は見てやるから何も言わずブタ箱に入ってくれ」というような状況ですが、そういうのがアメリカで通用するのかどうか。

また野球には賭けていないと言っているようですが本当ですかね。お金に困っていて絶対に負けられない時にプレミアリーグNFLに賭けるのでしょうか?私が彼の立場なら違法賭博業者よりも情報を持っているエンゼルスブルペン状況を見て賭ける方が少しでも可能性高いと思うのですがギャンブル依存症者の考えることは分かりません。もし彼が大谷先発の時にエンゼルスの相手の勝ちに賭けていたらド畜生ですね。

 

なお贔屓のチームはないと言ったものの好きだった選手はグレッグ・マダックスです。ちょうど野茂がMLBに行って日本でテレビ放送され始めた時が全盛期でこんな投手がいるものだと驚いたものです。雑誌Numberでも特集されていました。ポストシーズンはめっきり弱かったですが。