ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2023ウィンターカップ男子決勝

今年最後のスポーツ観戦として楽しみにしていたウィンターカップも最終日、チケットは完売のようで予約開始早々に購入して正解でした。決勝は福岡大大濠福岡第一の福岡対決です。事前の予想でも優勝候補の一角として挙げられていた中で勝ち上がってきました。ウィンターカップの予選は福岡大大濠が勝利しましたが、そこから福岡第一も怪我人が戻ってきているのでそこまで参考にはならないでしょう。貧乏性な私は学生スポーツで1試合しか見られない決勝戦より準決勝、準々決勝で複数試合が見られる方を好むので決勝を見るのは初めてかな。

 

1Qからお互いにディフェンスのしっかりした試合でしたが崎濱のシュートなどでいきなり福岡第一の9-0のラン。福岡大大濠はたまらずタイムアウトです。その後福岡大大濠も点を重ねるも中心選手の渡邊、湧川のシュートがなかなか決まらず点差を詰められません。2Qに入っても福岡第一の厳しいディフェンスに対して、福岡大大濠は難しい態勢でシュートを打たされたりターンオーバーを繰り返し前半終わった段階で14点しかとれず、38-14で福岡第一リード。ハーフタイムで少し修正できたのか3Qに入りようやく得点を重ねるも福岡第一がリードを保ち3Q終了時点で福岡第一が52-29のリード。ここで勝負が決まりましたね。最終スコアは63-53で福岡第一が勝利、4年ぶりの優勝を果たしました。福岡第一のディフェンスが嵌ったのか、これまでチームを引っ張ってきた福岡大大濠の2年生(渡邊、湧川、高田)が全く得点を重ねることができず福岡第一の快勝となりました。

 

4年ぶりの福岡対決でしたが安定して成績を残せるというのはリクルーティングがしっかりしているのでしょうね。当然その裏にはこのチームでバスケットがしたいという中学生を惹きつける指導者の魅力もあるのでしょうが。実際に福岡大大濠などはスターターは県外から来て慣れない地で生活をしながら研鑽して決勝まで勝ち上がってきたわけですし。

年末年始のこの時期になると高校駅伝高校バスケにおいて外国人留学生の起用が一部で未だに取り沙汰されますが、私の考え方はシンプルで「当事者が受け入れているのであれば外野がつべこべ言う必要なし」というものです。都道府県代表はその都道府県の中学出身であるべきで越境入学など許さんとか(高校野球では未だにありますよね)、外国人留学生を高校で起用するのは卑怯だなどという考え方をする人も一定数いるようですが、それらは全て観戦している方が学生スポーツに感情移入したいために言っている話でありプレーする当事者には関係ないことだと思います。