ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

春の選抜と谷村新司と低反発バット

春の選抜の大会歌『今ありて』の作曲者である谷村新司が亡くなってから初めての大会です。開会式は見ていませんが選手宣誓を行った青森山田の主将もその歌詞を盛り込んだようで。谷村新司を初めて知ったのは個人としてというよりアリスのメンバーとしてですね。親がアリスのファンでカセットを持っていたことからよく聞いていました。特にアリスの曲で好きだったのは『遠くで汽笛を聞きながら』と『秋止符』で、『秋止符』の出だしのフレーズなんてどんな発想したら出てくるねんとか感慨を受けました。また谷村新司個人としての曲で好きなのは『階(きざはし)』で、この曲はNHK大河ドラマ琉球の風』の主題歌となっています。比較的歌いやすく極稀にカラオケで歌うのですがあまり知っている人がいないのが玉に瑕です。まぁカラオケなんて自分が楽しければいいのですが。

 

さてここからは20日に現地観戦した選抜の試合について。とりあえず言いたいのは寒すぎるという事。行った日が特に風が強かったのもあるでしょうが、例年に比べても寒かった気がします。うどんやお湯割りを買って暖を取るのが精一杯。この気候でビールを買う猛者には頭が下がります。

開幕前から個人的に気になっていた低反発バットですが、聞いていた以上にボールが飛ばないという印象を受けました。大会本部は5~6m飛距離が短くなると言ってるようですが実際には10mくらい伸びなくなったのではないかなと。外野の守備も定位置よりかなり前ですがそれでもこれまでなら外野を超えるようなあたりだと思ったのが楽々と外野に取られることがありましたし、内野ゴロも詰まっていたような。芯に当たれば従来と変わらないと言われながらも太さが細くなるだけでなく反発係数も低くなっているわけですのでバッター受難ですね。結果としてゲームとしてはロースコアで進むためより投手の交代時期が難しくなるのではないかなと思います。極端な話これまで5-5の試合であったのが1-1などで終盤に差し掛かることが増えるわけですから、球数を見ながらスパッとイニングの頭から継投できるかがカギになるでしょう。