ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

AFCアジアカップ 日本VSベトナム

4年に1度のアジアNo.1決定戦、カタールで開催のアジアカップでございます。前回大会はUAE開催でカタールが日本を3-1で破って優勝しています。決勝で負けたのは覚えているけど、試合内容は全く思い出せない。やはりキチンと記録に残しておかないと。

優勝候補となりそうなのはいつもの通り日本、韓国、イラン、サウジ、オーストラリアでそこにカタールが絡むくらいでしょうか?UAEウズベクも一時期力をつけていましたが、継続して強いのはここら辺ですかね。

日本はグループDでベトナムイラクインドネシアと同組です。決勝まで試合間隔が短いので1次リーグはある程度ローテーションしつつ1位通過したいものです。

基本的にこの季節なので欧州組は一度チームを離れることになりますが、そこは同時期に開催されるアフリカネーションズカップと同じですね。ACL秋春制になりましたが、今後アジアカップも欧州同様夏にするのでしょうか?でも夏の暑さを考えると開催できるのがオーストラリアしかないような。

 

初戦の相手はベトナムベトナムの監督はトルシエで、20年たってもあまり老けていません。いい年の取り方をしているように見えます。ベトナムFIFAランクが東南アジアで1番とのことで最近はタイよりも上なのですね。

日本は4-2-3-1の形で2列目は伊東、南野、中村のフランストリオ、トップには細谷。キャプテンの遠藤は外してくるかなと思っていましたが、しっかり入っていました。

前半10分にコーナーキックの混戦から南野の先制ゴール。2列目の先発争いは熾烈ですが早速結果を残しました。早々に先制する形で余裕をもって試合を進められるかと思いきや、CKからデザインされた形で綺麗にベトナムに決められ同点。キーパーはノーチャンスでした。その後遠めのFKからヘディングを弾いたところを詰めてベトナムが逆転。難しいボールでしたが、キーパーの鈴木には弾かずに止めてほしかった。ベトナムはリードしてもドン引きではなくコンパクトなラインを保っており、日本も攻めあぐねていたものの前半終了間際に遠藤からのパスを南野が流し込んで同点。これが大きかったですね。リードされて終わっていたら焦りはあったと思います。その後数分後にカットインから中村のミドルで前半のうちに逆転。3-2の日本リードの前半終了。

DAZNの解説は槙野と小野でしたが、やはりダブル解説は難しいのでは?実況が話を振りにくそうでした。後半頭から細谷に代わって上田投入。細谷は動き出しの部分で周りと合わないようなところもあり少しかわいそうでした。リードされて前に出ざるを得ないベトナムですが、ガムシャラに攻めに転じることはなく規律を保ってしっかり守るのは如何にもトルシエのチームっぽい。24チーム中16チームが決勝トーナメント行きなので得失点も考えているのか。日本も無理せずパスを回しながら隙を狙う感じですが、85分に真ん中を綺麗に崩して上田のゴールで4-2となり勝負あり。失点シーン以外は特に危ないところもなく好調な攻撃陣で寄り切った感じですね。細谷は少し残念でしたが、上田も代表デビュー当時は同じような感じだったので今後に期待しましょう。

 

大会はまだ始まったばかりですが日本は比較的組み合わせに恵まれており、グループDを1位通過したとすると最初の関門になりそうなのは準決勝でサウジとオーストラリアの勝者との決戦でしょうか。逆の山では韓国が強そうですが韓国は相性最悪のイランとの準々決勝になりそうで、イランが韓国との死闘を制して疲労困憊の中カタールに敗れて、結局2大会連続で日本とカタールの決勝になりそうです。