ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2023-2024シーズン プレミア3強定点観測

38節のうち31節を終了したプレミアリーグ、歴史に残る三つ巴となっています。前節まで首位であったリヴァプールマンUとアウェイで引き分けて勝ち点を落としてしまい得失点差でアーセナルが首位。現時点で首位アーセナル勝ち点71、得失点差51、2位リヴァプール勝ち点71、得失点差42、3位マンチェスターシティ勝ち点70。得失点40という状況です。マンU相手にアウェイで引き分けて勝ち点を落としたと書かれるのは隔世の感がありますが、今のマンUでは仕方ないでしょう。ハイライトしか見ていませんがほぼリヴァプールのターンでしたし。3強でここまで縺れるというのはレスターが優勝した時以来でしょうか?3強それぞれに軽くコメントでも。

 

首位アーセナルは得点数、失点数共にトップと堂々たる成績。昨シーズントップを走りながら引き分け地獄でシティに逆転された経験を踏まえてかここ数試合は安定した戦いとなっています。理論上は残り7戦を全勝すれば得失点考えると優勝なのですが流石にどこかで勝ち点を落とすでしょう。残りの対戦相手できつそうなのがアストンヴィラチェルシートッテナムマンUあたり。ターンオーバーをあまり多用しないと言われたアルテタ采配ですが主力が最後まで持つのかどうか。ヨーロッパのコンペティションはCLベスト8でバイエルン相手にホームで2-2のドロー。優勝に向けてのキープレーヤーはサリバ。ある程度チームは点が取れているので後ろが失点を防げるかという事を考えると昨シーズン勝負所で離脱したサリバが最後まで持つかどうか。

 

2位リヴァプールは得点数、失点数共に2位。シーズン序盤はソボスライ上手いなぁと見ていましたが、後半にかけては完全にマカリスターのチーム。契約解除金が設定されていたとはいえ完全にバーゲン価格(3500万ポンド)での移籍でした。残りの対戦相手できつそうなのがウェストハムアストンヴィラトッテナムあたり。ヨーロッパのコンペティションはELベスト8でアタランタ相手にホームでまさかの0-3の敗戦。怪我人も多い中でのやりくりになっていますしアタランタホームは捨てに行くかもしれません。キープレーヤーはヌニェス。2桁の得点を挙げていますが、チャンスの数から考えるともっと得点を取るべきでヌニェスがあの時点を決めていればという試合が何試合かありました。残り7節でそういう場面で決めきれるかどうか。

 

3位シティは得点数、失点数共に3位。ロドリ出場時は無敗というのは継続中。デ・ブライネも怪我から戻ってきて絶好調フォーデンが得点量産でチームとしては上昇気流に乗っています。FAカップも勝ち残っており2年連続3冠の可能性も残しています。残りの対戦相手できつそうなのがトッテナムウェストハムあたり。ヨーロッパのコンペティションはCLベスト8でレアルマドリー相手にアウェイで3-3のドロー。CL、FAカップを勝ち上がると疲労がどうなるか。キープレーヤーはハーランド。チームとしての中心はフォーデンやデ・ブライネあたりですが、上位との直接対決がない中で求められるのは格下相手に如何に勝ち切るかというところ。元々強豪相手にはあまり点の取れていないハーランドですが、格下相手にしっかり点を取れれば彼の活躍次第では残り全勝もあり得るでしょう。

 

以前も書きましたがクロップ退任もありリヴァプールの優勝を見てみたい気持ちと20年勝てていないヤングアーセナルの優勝を見てみたい気持ちで揺らいでいます。3強全てと試合を残しているトッテナムが4位でCL圏を目指しているのが面白いところ。トッテナムファンはチームに勝ってほしいものの、シティやリヴァプールに勝ってアーセナルをアシストして欲しくないという気持ちになるのでしょうか?

後シティの115件の審議ってどうなったんでしょうか?バルサの審判買収疑惑と一緒で有耶無耶になってなかったことになるのでしょうか?審判問題や財務規定違反で降格、勝ち点剥奪経験のあるチームのファンとしての愚痴です。