ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

1位と3位のクラシコ

ジローナが好調なため今節開始時にレアル・マドリード1位、バルセロナ3位で迎えたシーズン1発目のクラシコカンプ・ノウ改修中のためバルサホームをモンジュイックで開催となっています。ラグビーワールドカップ決勝の前菜としては豪華すぎるカードです。今シーズン90分通してどちらも見たことないですが、怪我人多いもののカンテラあがりを使って何とか勝ち点得ているバルサと、ベリンガム無双でこちらもギリギリ勝ち点積み上げているレアルといった事前のイメージです。ミックジャガーバルサとのユニフォームの提携で観戦に来ているようですが、ミックジャガーが応援するチームは勝てないという呪いがあったような。大丈夫なんでしょうか?

 

バルサデ・ヨング、ペドリは長期離脱、レヴァンドフスキー、ラフィーニャ、クンデあたりが戻ってきたもののベンチスタートと非常に厳しいメンツ。試合は開始数分で早速動いて、バルサの中央突破をレアルのミスがあったとはいえ上手くギュンドアンが得点を決めてバルサが先制。バルサで初得点のようですがクラシコで初得点とは本当にこの人勝負強い。前半はバルサが押し込む形で1-0で終了。シャビはよくこのメンツでやりくりしていると思います。逆にやりくり上手のくせに欲しがり上手ってフロントからすると面倒くさいですね。

後半バルサにチャンスがあるもののケパがセーブ。レアルはメンディに代わってカマヴィンガが投入されてそのまま左SBへ。ヴィニシウスとの連携を考えてでしょうが、彼は今後もこのままサイドバックとして使われるのでしょうか?中盤で見てみたいのですが。双方チャンスを作るも点が入らない中でベリンガムのゴラッソで同点。追いついてからはレアルのペースでバルサは何とか耐える状況でしたが、最後はベリンガムが押し込んで1-2でレアルの逆転勝利。化け物ですね、この若者。

 

総評としてはベリンガム、そしてミックジャガーの呪い恐るべしというところですが、サンガに足りないピースがわかりました。ベリンガムですね。金子・武田・川崎の前にベリンガム、悪くないです。チームとしてのレアルはいつものアンチェロッティのチームで、そこまで組織的に圧倒するわけではないものの個の力で勝ち切る感じ。カカーがいたときのACミランとかのイメージです。もちろんカカーとベリンガムの特性は少し違いますが、選手の能力を最大限生かすという意味ではアンチェロッティを上回る監督はいないでしょう。個人的にはアンチェロッティグアルディオラハインケスファーガソン辺りを押しのけて史上最高の監督です。