ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2024選抜高校野球展望

3/18から始まる選抜高校野球の展望でも。春の選抜は夏の選手権と異なり直近の公式戦から甲子園での本番までの期間が長く、冬を超えて戦力が大きく変わることもあり、非常に予想が難しいと言われていますが、言い訳はここまでとして組み合わせも決まったのでそれぞれのブロックの予想をしてみましょう。

戦力を見極めるのが難しいとはいえやはり中心になるのは各地区チャンピオンでしょうし、その中でも強いのは作新学院、星稜、大阪桐蔭広陵あたりと見ています。元々春の選抜を制する鍵は投手力と言われていますが、それに加えて今大会から採用される低反発の金属バットにより投高打低に推移するのかというのも見ものです。今回は試合順に4つのブロックに分けて見ていきましょう。

 

Aブロック

開幕戦の八戸学院光星と関東一はどちらも力のある好カード。八戸学院光星のエース洗平は昨年も甲子園を経験しており新チームでの公式戦の防御率も0点台と立派な成績。ここに東京チャンピオンがどう挑むかという構図でしょうか。開幕戦のためこの試合が投手戦になると「やはり低反発バットは点が取れない」というイメージが選手、監督に植え付けられるかも。神宮チャンピオンの星稜が1回戦を勝てばこの2チームの勝者と当たることとなり、この3チームの中からブロック勝ち抜きが出るのではないでしょうか。

 

Bブロック

このブロックには地区チャンピオンはいませんが、軸になるのは健大高崎か。機動破壊で名の知れた高校ですが今年のチームは打撃力も定評があるようで2年生エースを助けられるか。1回戦を勝ち上がればこちらもバランスのとれた好チームと言われている明豊と敦賀気比の勝者との対戦となります。敦賀気比のユニフォームはいつ見てもかっこいい。私の地元の京都代表京都外大西は去年の選抜優勝校の山梨学院との対戦ですが、エースの田中が粘り強く抑えればチャンスはあるでしょう。

 

Cブロック

広陵、高知、青森山田と地区チャンピオン3校が集まったブロック。広陵と高知の1回戦は面白い対戦です。広陵は去年からエースの高尾が絶対的な存在として君臨。毎年いいところまで行くものの最近は優勝できていませんが、元々春に強い広陵がその真価を発揮できるか。広陵が高知に勝てば青森山田と京都国際の勝者との対戦となりますが、この4チームの勝者がベスト4に進出でしょう。京都国際も京都外大西同様にエースがどこまで踏ん張れるか。そのほか注目はペリー来航の前年1852年に学校創立の耐久。1852年は日本は江戸時代末期ですが、フランスではナポレオン3世が即位してフランス第2帝政が誕生したようです。

 

Dブロック

高校野球は他の高校スポーツと異なりシード制を採用していないので強豪と言われる高校が同じブロックに重なることがあります。今回で言うとそれがこのDブロック。中でも作新学院大阪桐蔭がその軸と言われています。それぞれ勝ち上がれば2回戦で激突ですが、1回戦のそれぞれの相手の神村学園と北海も簡単に下せる相手ではないです。大阪桐蔭は例年のような絶対王者という感じではないですが、個々の選手のポテンシャルは高いでしょうから一冬超えて仕上げてくるでしょう。この2チームに間木、今朝丸の両右腕を擁する地元報徳学園が絡んでくると見ています。

 

先に挙げた有力校4チーム(作新学院、星稜、大阪桐蔭広陵)+健大高崎報徳学園の6チームから優勝は出ると見ていますが、書くのが恥ずかしいくらい鉄板の予想です。ただし同時期に行われるマーチマッドネスでもFinal4をビタっと当てたことのない私の予想ですから、まぁ外れるのでしょうね。雨天順延とならなければ20日と23日に現地観戦予定です。