ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

EURO2024グループB スペインVSクロアチア

サンガスタジアムから帰宅後ひと眠りして1時から注目の1戦スペインVSクロアチアを観戦。スペイン、イタリア、クロアチアが同居するグループB、個人的には3チームとも決勝トーナメントに勝ち上がって欲しいところ。会場はヘルタ・ベルリンのホームスタジアムのオリンピアシュタディオン。決勝もここで行うようです。スペインはヤマル、ニコ・ウィリアムスの若い両ウィングにCFはモラタ。アンカーにはロドリが鎮座しています。クロアチアの中盤3枚はいつもと変わらずブルゾヴィッチ、モドリッチコバチッチ。


戦前の予想の通りスペインがボールを保持してクロアチアがしっかり守る展開。クロアチアがボールを持つと激しくスペインがプレスをかけ、序盤はパスを繋ぐのに四苦八苦していたもののそこは老舗のクロアチア、時間が経つと慣れてスペインゴールに迫ります。しかし29分にファビアン・ルイスのハーフラインあたりからのスルーパスにモラタが反応してゴール。ディフェンスがついていてコース限定されていたためどうせキーパーに止められるだろうと思っていました。すいません。モラタさん。32分にペドリからパスを受けたファビアン・ルイスが上手く得意の左足に持ち替えてペナルティエリア内でシュートを決めて追加点。左利きだとわかっていても止められないんですね。その後クロアチアが一気呵成に攻め立てるもののスペインGKシモンの上手いセーブでゴールならず。前半ATにショートコーナーからヤマルのクロスに残っていたカルバハルが足で決めてまさかの前半でスペインが3-0リード。開幕戦のスコットランドのような絶望感はなくある程度戦えているものの結果として3点リードされたクロアチアがどう挽回するか。前半終えた時点のスタッツはクロアチアの方がパス数、ポゼッションで上回る意外な結果。

後半に入りペドリの絶妙なアウトサイドのパスでヤマルがゴールを狙うもののリヴァコヴィッチがグッドセーブ。逆にクロアチアは人数をかけてゴール前に迫るもククレジャが体を張って止めてゴールならず。正直試合前はククレジャが穴になるんじゃないかと思っていましたが攻守ともに精力的な働きをしています。スペインのGKからのパスを奪ってそれを防ごうとしたロドリのファールでクロアチアがPK獲得。PKをシモンが止めるもペリシッチの折り返しをPK蹴ったペトコヴィッチが押し込んでゴール。ただしペリシッチが蹴る前にエリア内に入っていたという事でゴールは取り消し。これPK決まらなかったら蹴り直しではないんですね。でもそれよりもPKのファールの場面でシモンの態勢が完全に崩れていた事を考えればロドリはDOGSOでレッドでもおかしくなかったような。ドイツの3点目の場面と違ってボールに行ってるからPKとの二重罰は無しでイエロー止まりという事でしょうか?結局3-0でスペインの勝利。

クロアチアは得失点を考えるとアルバニア戦は必勝としてイタリア戦で引き分け以上が求められます。スペインは中盤は充実しているもナチョ、ククレジャ、モラタあたりがフランス、ポルトガルあたりと比べると落ちると思っていましたが、少なくとも初戦はしっかりして不安を払拭しています。