ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2023年NCAAカレッジフットボールWeek7 オレゴン@ワシントン他

College Gamedayも注目のWeek7のオレゴン@ワシントン。ランキング一桁同士の全勝対決です。カンファレンスチャンピオンシップがあるもののCFPを目指すうえでは落とせない大一番です。Gamedayの爺のPickはStrictly businessでハスキー。どうなることやら。オレゴンのオフェンスはある程度点とれると思いますが、評判の高いワシントンのオフェンスがオレゴンディフェンスを破れるのか?が個人的な興味です。

 

日本時間4時半キックオフですが、日本時間4時キックオフのラグビーワールドカップアイルランドVSニュージーランドとモロ被り。並行してみるもメインはラグビーで、終わり次第こっちをメインに。前半終了間際に4点差でワシントンゴール前でオレゴンは4th Downギャンブルを選択。ここはFGでしょと思いましたが、そもそもそういう多用するチームなのでしょう。そうでなければ最初のTDで2ptなんてしませんし。NFLなら多分FGでしょうが。

後半に入ってもお互いゴール前で4th Downギャンブルを行うもディフェンスが踏ん張るという非常に熱い展開。来年からBIG10に行ってもこういうスタイルでOSUやミシガンとやりあって欲しい。視聴しているこっちはラグビーの死闘を見た後にこの試合の後半を見ている形で睡魔も吹き飛んでいます。

試合の方は後半オレゴン4点リードで2分残してボールは中央。パントと思いきやまたまた4th Downギャンブル。時間が1分くらいならパントなんでしょうが、2分与えると敵陣深くでもTD取られるかもしれない、それならギャンブルしてでも1st downとって終わらせようという考え方。もう少し自軍のディフェンス信じてもいいのでは?と思いましたが、少なくとも試合中のスタンスはぶれていないので好感が持てます。結果はパスインコンプリートで攻守交替。ここはニックス走らせてもよかったのにと個人的には思いました。返しの攻撃で時間使わずワシントンはあっさりTD。あまりにあっさり取ってオレゴンに時間が残りましたが3点差ならまだしもTD必要な状況では時間使いながらTD取るというのは難しいんだろうなと思いました。結局最後はFG圏内でオレゴンのキッカーが外して激闘に決着。ワシントンが無敗を守りました。

最後の4th Downギャンブル含めて3回失敗したオレゴンのHCに批判があるかもしれませんが、個人的には試合を通してぶれていないという点ではアリです。色々選択肢がある中でどの戦術を選ぶかというのがアメフトのHCの醍醐味ですから。将棋のAIの評価値みたいにこれが正着というのはつまらないですし。TD必要な状況できっちり取り切ったワシントンオフェンスを褒めましょう。

 

その他ランキング上位陣はジョージアが格下に少し苦戦するも勝利、以下ミシガン。OSU、FSU、PSUは完勝でした。1位票はまたジョージアから流れるかな。USC、ルイビルの全勝チームが共に敵地で完敗。NDはUSCに完勝できるのになんでルイビルに負けたのかと思うのですが、こういうのが学生スポーツの面白いところですね。ワシントンはこのまま全勝で駆け抜ければCFPに行けるでしょうが、USC、オレゴンstとのアウェイ戦、カンファレンスチャンピオンシップを残しているのでまだまだ予断を許しません。こうしてみるとPac12は個性的でいいカンファレンスだなぁと解体が残念でなりません。来週はPSU@OSUですか。いい感じで毎週注目カードがあります。OSUのWR陣とディフェンスがいいと噂のPSUの矛VS盾ですね。コロンバスですし爺はブルータス被るんでしょう。