ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2023年ラグビーワールドカップ準々決勝

四年に一度のお祭りということで睡魔と闘いながらラグビー準々決勝を観戦。事前の予想はウェールズニュージーランドの勝ち抜けですがどうなることやら。

 

第一試合はウェールズVSアルゼンチン。オーストラリアを粉砕して予選プール敗退させたウェールズ有利と思ってみていましたが、アルゼンチンディフェンスが粘って前半はウェールズの僅差リードで後半へ。アルゼンチンのユニフォームはラグビーが横縞でサッカーが縦縞。ラグビーが強豪になりつつある時期は結構サッカーのユニフォーム着て応援している人がいましたが、強豪となった最近は流石にいないでしょと思ったらサッカーのユニフォームで応援している人がチラホラ。ワールドカップを見に来るくらい好きならラグビーのユニフォーム着て応援しましょうよと思いましたが、優勝したサッカーにあやかってるのかも。アルゼンチンはサッカー大国からか伝統的にキックのうまい選手がいて、実況の人も言っていましたがフェルナンデスやコンテポーミがいた頃は好きなチームでした。

試合の方は前半崩せなかったウェールズディフェンスをフォワードでゴリゴリねじ込んでトライで逆転。その後ウェールズトライチャンスあるもののゴール前で少し球離れが悪く止められて、最後はアルゼンチンがインターセプトから無人のゴールへトライで勝負あり。今大会そこまで調子がいいと思えなかったアルゼンチンですがベスト8は流石です。

 

第二試合はアイルランドVSニュージーランド。世界ランキング1位らしく予選プールを全勝通過のアイルランドと史上初の予選プールで敗戦を喫したニュージーランドの戦い。開幕戦のフランス戦はミスが多かったニュージーランドですがその後は快勝しているものの相手との力関係もあり試金石となるのはこの試合。序盤を見る限りはフランス戦よりは上がってきている感じですが、アイルランドもさすがランキング1位なだけあってニュージーランドの攻撃をしっかり受け止めていました。

ニュージーランドが4点リードし、アイルランドはトライが必要な状況で最後のオフェンス。双方ペナルティのない素晴らしい攻防で30フェーズを超える連続攻撃をニュージーランドが耐えきって逃げ切り勝ち。結果的には最後の攻撃の前のグラウンディングさせなかったトライセーブのプレーが勝敗の分かれ目になりました。素晴らしい死闘でした。

 

二試合通しての印象でいうと親善試合とかで最近アルゼンチン勝っているらしいですが、準決勝はニュージーランド有利かな。後いつものことながら日テレの実況は同じ事ばかり言い過ぎ。「アイルランドは7度準々決勝で敗れており今回が8度目の挑戦」って何回言いますの?傷口に塩を塗るようなことはやめなさい。また「準々決勝負ければ敗退、これがラグビーワールドカップです!」って普通の準々決勝はそうでしょ。高校野球近畿大会だってそう。5位~8位の順位決定戦がある方が珍しいわ。最後にリッチー・マコウがカメラで抜かれたときはそこに触れましょうよ。まさか知らないとは言わせませんよ。まぁJSPORTSを契約していない私が悪いのですが。