ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2023年NCAAカレッジフットボールWeek9雑感

CFPランキングが発表される10月末に向けて委員会のメンバーにいい印象を植え付けたいWeek9、APランキング上位の全勝チームは軒並みアウェイでの試合となりました。ホームで一発かましてやろうと狙っているUnderdogに足元をすくわれるのはどのチームか、もしくは全勝をキープできるのか。なおGameDayは全勝チームでなくオレゴン@ユタのPAC12の1敗同士にて開催。爺は家族の関係でお休みとのこと、いい年なので休まれると心配になりますが体調には問題ないようです。

 

ジョージアはフロリダと対戦。ここはアウェイというより中立地のジャガーズのホームでの一戦。「世界最大の屋外カクテルパーティー」と呼ぶライバリーのようで。試合会場の外でカクテルでもふるまってくれるのか?ジョージアはオーバーンとの「深南部最古のライバリー」といい、洒落た名前のライバリーが多いですね。試合はジョージアが力を見せつけ完勝。OSUはウィスコンシンとの対戦で後半突き放して危なげなく勝利。FSUはウェイク・フォレスト相手に前半で勝負を決めました。ACCはクレムゾンが今シーズンよくないのもありますが、FSUを脅かしそうなところがいなさそうです。それほどFSUが安定しているのかもしれませんが。逆にワシントンはスタンフォードに最後まで粘られるも何とか逃げ切り。Week8のアリゾナst戦もそうですが、オレゴンとの激闘の後の息切れか?ここから厳しい相手が4戦続くのでもう一度兜の尾を締めないといけません。

となると紹介の流れからやらかしたのはここ、オクラホマでした。カンザスホームであり力関係的にも上記全勝校と比較すると拮抗していると言われていましたが、さすがに勝つだろうと思っていました。試合は一進一退で終了1分前に逆転TD決められて痛恨の一敗。カンザスを過小評価するわけではないですがここまでの全勝を無にする大きい一敗。先週ホームでUCFに辛勝で、アラバマとかならHCが気合を入れ直すのですが、それができなかったのでしょう。逆にテキサス、オレゴンは完勝。週明けのランキングはどうなるのでしょう。

 

Power 5のチャンピオンが全勝でCFP委員会紛糾という個人的な希望は無くなりましたが、オクラホマは相当厳しいのでは?残りの4カンファレンスが全て全勝なら当然無理ですが、SEC、Big10、Pac12の1敗チャンピオンより下の扱いになるのでは?ただしシーズン後半に負ける方がCFPランキングへのイメージが悪く、影響を与えそうなのでまだ何とも言えませんが。今シーズンに関してはミシガンが勝ちっぷりでは少し抜けていると思っていますが、勝った相手を見ると現時点ではPSU、NDを破ったOSUがいいとも言えますね。ジョージアはAPランキングでプレシーズン1位であったのを下げる理由がないという事で1位をキープしているのでしょうが、CFP委員会はどう見るのでしょうか?CFPランキングでジョージアが1位でなくなったら急にAPもジョージアを1位から落とすような事はやめてほしいですね。次週からのAPランキングの存在価値にも関わるので。

最後にミシガンのサイン盗みですが、ミシガンのコーチが他校の試合に行ってサインを盗んだとのこと。NCAAの規約など全く存じませんが、それダメなんですね。スタッフ派遣の費用とかで大学の経済格差が影響を与えるからでしょうか。でもどこで線引きするんでしょうか?登録されているコーチが他校の試合自体を見てはいけないのか、OBは問題ないのか等。練習場の盗撮でなく衆人環視の試合会場でサイン盗まれるのは盗まれる方が悪いというのは日本的な考え方なんですかね。