ものぐさブログ

徒然なるままにスポーツ観戦

2023年NCAAカレッジフットボールWeek11雑感

夏時間も終了して注目試合は深夜2時、5時半、朝の9時と綺麗に分散しております。順にミシガン@PSU、ユタ@ワシントン、Ole Miss@ジョージアと悩ましい限り、いつ寝るのかそれが問題です。結局Big10とSECを選択してその合間に仮眠。夜も冷えてきていいるので風邪をひかないようにしないと。なお珍しくG+がカレッジフットボールを生放送してくれたのですが、なぜかマイアミ@FSU。ディレクターにマイアミが強かった頃を知る人がいるからか、単に放映権の取りやすさの問題かわかりません。カンファレンスチャンピオンシップはG+でやってほしいものです。やはり日本語の実況・解説があれば分かりやすいですし、勉強になりますので。

 

眠い目をこすりながら見たミシガン@PSUですが、試合自体は少し力の差がある感じ。PSU@OSUの時にも書きましたが、如何せんPSUのオフェンスがしょぼすぎる。下位相手には点取れるかもしれませんが上位相手には厳しそうです。お互いラン中心のいつものBig10スタイルですが、もうOSU、ミシガンに勝てるスタイルはワシントン、オレゴンあたりのパス中心のオフェンスなのでしょうか?例のサイン盗みでBig10独自のペナルティを食らい、ハーボーHCが残りのカンファレンスゲームの出場停止となったミシガンもあまり影響なさそうです。そもそもOC、DCと役割が分かれている中でどこまでHCがチームに影響を与えるのか分かりませんが。結局ハーボーHCは今シーズン半分くらい出場停止です。結局点差以上に力の差を見せてミシガンの勝利。結局ここは2強の直接対決ですね。

次いで観戦はスケジュールの緩さからCFPで2位となったジョージアと彼らに唯一と言っていい難敵のOle Miss。昨シーズンほどの凄さはないジョージアディフェンスにOle Missオフェンスがどこまで通用するかという試合でしたが、むしろジョージアオフェンスが目立つ感じでした。前半終わって両チーム合わせて5TDとBig10とは全く異なるテンポ。面白いものですね、同じスポーツで同じ上位同士でもここまで違うものか。試合はCFP選考委員に見せつけるかのようにジョージアの完勝。パス良し、ラン良しで今シーズン一番の出来ではないでしょうか。

 

Power5の全勝の5チームはいずれも勝利。ただここ数試合を見ると上の3チームと下の2チームでは少し差があるように見えます。むしろFSU、ワシントンよりもオレゴンアラバマの方が今は調子がいい感じ。特にアラバマがここ数戦仕上がっておりジョージアとのSECチャンピオンシップは楽しみです。QBのミルローが小型版ハーツに見えてきました。1敗していますがジョージア倒してSECチャンピオンとなればCFPには出られるでしょう。逆にオレゴンがワシントンを倒してPac12チャンピオンとなったときに、OSUが僅差で負けた場合OSUを上回れるのか。ここらへんが4チームだからこそ楽しいところでもあります。来シーズンからは12チームですし。Big10とSECがビッグカンファレンスになるのでカンファレンス間の力関係や一敗の重さにあーだーこーだと議論することがなくなるのは寂しいものです。欧州サッカーでチャンピオンズカップからチャンピオンズリーグに移行した時もヨーロッパではこんな感じだったんでしょうね。